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中国の超新星、若すぎて東京世陸に出場できず「少し残念」 28年五輪へ虎視眈々「技術磨く」

陸上の世界選手権東京大会は13日、国立競技場で開幕する。世界トップのアスリートが一堂に会する大舞台だが、年齢が原因で出場できない中国やり投げ界の超新星が7日、シニア大会で優勝。中国メディアは「間違いなく世界陸上の決勝メンバーに残ることができる」と伝えている。

女子やり投げシニア大会で優勝した17歳の超新星に驚きの声(画像はイメージ)
女子やり投げシニア大会で優勝した17歳の超新星に驚きの声(画像はイメージ)

やり投げ女子U-20世界記録保持者

 陸上の世界選手権東京大会は13日、国立競技場で開幕する。世界トップのアスリートが一堂に会する大舞台だが、年齢が原因で出場できない中国やり投げ界の超新星が7日、シニア大会で優勝。中国メディアは「間違いなく世界陸上の決勝メンバーに残ることができる」と伝えている。

 中国・北京で行われたコンチネンタルツアー・ゴールドの最終戦。女子やり投げで17歳のヤン・ツィイー(中国)が64メートル46を投げて優勝した。

 ヤン・ツィイーは昨年4月に64メートル28を投げてU-20女子世界新記録を樹立した。さらに、今年8月には65メートル89をマークして自身の記録を更新。世界を驚かせた。これは、昨年のパリ五輪で65メートル80を投げて金メダルを獲得した北口榛花を上回る距離だ。

 中国メディア「新京報」は「第一投で女子やり投げの優勝を決める 17歳のヤン・ツィイーの自己採点は80点」との見出しで記事を掲載。ヤン・ツィイーは大会前、64メートル65の目標を設定していたそうで、「特に満足できるものではないけれど、試合前の予想には達していた」と試合後に語ったという。

 記事では、「実は、今年、世界の女子やり投げ選手で64.46以上を投げている選手は6人しかおらず、この成績でも、ヤン・ツィイーは間違いなく世界陸上の決勝メンバーに残ることができる」と指摘していた。

 同メディアによると、ヤン・ツィイーは大会前「東京の世界陸上に参加できないのは少し残念だけれど、その間に技術をもっと磨くことができる」とコメント。コーチも、規則は誰もが遵守しなければならないとしたうえで、「来年名古屋で開かれるアジアオリンピック、2027年の北京世界陸上、2028年のロサンゼルスオリンピックでは表彰台の一番高いところに立ちたい」と語ったという。

(THE ANSWER編集部)


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