16歳・清水空跳、世界陸上リレーメンバー入り! 起用は4×100m 男子100mは桐生、守、サニブラウン
日本陸上競技連盟は2日、世界選手権東京大会(13日開幕、国立競技場)の代表選手を発表。7月に男子100メートルで10秒00のU18世界新記録をマークした16歳の清水空跳(そらと、星稜高2年)が、リレーメンバーとして選出された。柳田大輝と混合4×400メートルリレーでエントリーされたが、ともに男子4×100メートルリレーの出場を想定しての代表入り。男子100メートルは桐生祥秀、守祐陽、サニブラウン・アブデル・ハキームの3名が選ばれた。

日本陸連が代表発表
日本陸上競技連盟は2日、世界選手権東京大会(13日開幕、国立競技場)の代表選手を発表。7月に男子100メートルで10秒00のU18世界新記録をマークした16歳の清水空跳(そらと、星稜高2年)が、リレーメンバーとして選出された。柳田大輝と混合4×400メートルリレーでエントリーされたが、ともに男子4×100メートルリレーの出場を想定しての代表入り。男子100メートルは桐生祥秀、守祐陽、サニブラウン・アブデル・ハキームの3名が選ばれた。
清水は7月26日のインターハイ決勝で10秒00のU18世界新記録&高校新をマーク。激走から38日、16歳に吉報が舞い込んだ。個人種目での代表入りはならなかったが、リレーで日の丸を背負う。混合マイルリレーの枠で、柳田らとともに登録された。
この日、都内で会見した山崎一彦強化委員長は「柳田、清水が混合リレーに入っている理由として、メダルを取っていきたい。その中で選択肢を増やしていく。エントリーしていれば(男子4×100メートルに)出場できる」と説明した。
柳田については「(日本選手権で)フライングがあったが力がある選手。ワールドランクでもサニブラウンに次ぐ」と評価。清水についても「高校生ながら10秒00で走った。シニアの大会に出場するのが難しいというのが現在のシステム。10秒00で走ったという未知数に期待したい。その中でとにかく選択肢を増やしていきたいということで手厚くした」と語った。
清水はインターハイの4×100メートルリレーではアンカーを務めたが、「ジャパンになるとちょっと変わってきますね。1走とか。ジャパンになると経験も浅いし、早出してしまうので1走の方が自分的にも安心なのかな」と話している。8月30日にはインターハイ以来のレースとして英国での競技会に出場し、10秒35だった。
自己ベスト10秒00は守祐陽、柳田大輝と並んで今季日本2位タイ。夢舞台で希望通りの1走に起用されれば、3大会ぶり表彰台を目指すリレー侍の先陣を切ることになる。
このほか女子800メートルの久保凛(東大阪大敬愛高3年)、6月に日本国籍を取得した青木アリエ(日体大)も混合4×400メートルリレーで代表に入った。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










