世界陸上控え日本陸連が声明、誹謗中傷を「決して許すことはありません」 人格傷つける言動に忠告
陸上の世界選手権東京大会の開幕を13日に控え、日本陸連は1日、公式サイトで「アスリートのその存在に、これまでの全ての歩みに、力にかわる声援を」とする声明を発表。選手や関係者に対する誹謗中傷などを許さないとした。

Xや公式サイトを更新
陸上の世界選手権東京大会の開幕を13日に控え、日本陸連は1日、公式サイトで「アスリートのその存在に、これまでの全ての歩みに、力にかわる声援を」とする声明を発表。選手や関係者に対する誹謗中傷などを許さないとした。
1991年大会以来、34年ぶりに東京で開催される世界陸上。大舞台の開幕を13日に控え、日本陸連がXや公式サイトを更新した。
Xには「重要なお知らせ」とし、「私たち日本陸連は、誹謗中傷を許さず、選手へのリスペクトを大切にした応援の輪を広げていきます。 アスリートへのリスペクトを忘れず、力強い応援を広げましょう」と投稿。公式サイトでも声明を発表した。
【声明全文】
アスリートのその存在に、これまでの全ての歩みに、力にかわる声援を。
いよいよ、2025年9月13日から21日までの9日間、東京2025世界陸上競技選手権大会が開催されます。
日本陸上競技連盟は、自らの限界に挑み、これまで弛まぬ努力を積み重ねてきたすべてのアスリートの挑戦に、そしてその存在そのものに、心からのリスペクトを表します。
東京2025世界陸上という格別のステージで、選手が見せてくれるパフォーマンスの一つひとつが、その姿が、私たちに勇気と感動を届けてくれます。
そして私たちは、私たちの声援が、アスリートの最高を生み出す大きな力となることを知っています。
SNSなど通信テクノロジーの進化によって、言葉や想いは瞬時にアスリートに届きます。
私たちの言葉や想いは、声援として選手の背中を押す大きな力になりますが、応援や激励のつもりであっても、時として、選手の重荷になることもあり、傷つけてしまうことがあります。
私たち日本陸連は、皆さまと共に、リスペクトにあふれた応援の輪を広げていきます。
私たちは、選手や関係者に対する誹謗中傷や人格を傷つける言動を、決して許すことはありません。選手の気持ちや状況に目を配り、敬意の溢れる、アスリートの力にかわる声援を、皆さんと一緒に届けていきます。
2025年9月1日
公益財団法人 日本陸上競技連盟
(THE ANSWER編集部)
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