大谷翔平、伝説の「オオタニサ~ン!」1号を米復刻で反響「ロハスの実況大好き!」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は右肘手術から打者としての復帰を目指し、リハビリに励んでいるが、4月3日(日本時間4日)は特別な日だった。1年前のこの日、メジャー1号となるホームランを記録。今や代名詞となった実況の「ビッグフライ! オオタニサ~ン!」が生まれた日でもある。大谷伝説幕開けとなった一撃を米メディアが動画付きで公開。ファンに興奮を甦らせ、「10年前のように感じるよ「ビクター・ロハスの実況が大好き!」などと反響を呼んでいる。
4月3日はメジャー1号からちょうど1年、地元局が当時の映像公開で反響
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は右肘手術から打者としての復帰を目指し、リハビリに励んでいるが、4月3日(日本時間4日)は特別な日だった。1年前のこの日、メジャー1号となるホームランを記録。今や代名詞となった実況の「ビッグフライ! オオタニサ~ン!」が生まれた日でもある。大谷伝説幕開けとなった一撃を米メディアが動画付きで公開。ファンに興奮を甦らせ、「10年前のように感じるよ「ビクター・ロハスの実況が大好き!」などと反響を呼んでいる。
2018年4月3日――。この日、大谷伝説が本格的に幕を開けた。本拠地インディアンス戦に「8番・DH」でスタメン。3-2と1点リードして迎えた初回2死二、三塁だ。緩いカーブにタイミングを合わせた。開幕前から変えたすり足打法でパワーをため込み、完璧にジャストミート。右中間への打球はエンゼルスタジアムの夜空に高々と舞い上がった。
その瞬間を予感したエンゼルスファンが総立ちとなって見守る中、ボールは右翼席最前列に飛び込んだ。一躍、熱狂に沸くスタジアム。実況は「ビッグフライ! オオタニサ~ン!」と絶叫した。耳をつんざくような大歓声を浴びながら、大谷はダイヤモンドを一周。クールな表情で駆けた。そして、ベンチに戻るとまさかの場面が起こった。
ナインはなぜか、大谷に一瞥もせず。まさかの“無視”に対し、背番号17は「打ったよ」とばかりにアピールすると、一転してもみくちゃにする、メジャー流の「サイレント・トリートメント」で手荒くお祝いした。この1本を皮切りに3戦連発を放ち、全米に衝撃を与えると、シーズンで1年目の日本人歴代最多22号のアーチを描いたのだった。