井上尚弥、アフマダリエフ戦へ調整順調 タパレスが情報提供「イメージも膨らんできた」
ボクシングの大橋ジムが22日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)のスパーリング中間報告をした。9月14日に愛知・IGアリーナで行われるWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との一戦へ向け調整。興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。戦績は32歳の井上が30勝(27KO)、30歳のアフマダリエフが13勝(10KO)1敗。

9月14日に井上尚弥VSムロジョン・アフマダリエフ
ボクシングの大橋ジムが22日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)のスパーリング中間報告をした。9月14日に愛知・IGアリーナで行われるWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との一戦へ向け調整。興行は、NTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信。戦績は32歳の井上が30勝(27KO)、30歳のアフマダリエフが13勝(10KO)1敗。
大橋秀行会長によると、井上は21日午後、大橋ジムにて元WBA&IBF世界同級統一王者マーロン・タパレスと東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士(帝拳)と各5ラウンドずつ、計10ラウンド消化した。10ラウンドは今回の試合前の最長ラウンドになるという。
井上と大橋会長のコメントは以下の通り。
<井上尚弥>
――試合前のこの時期は予定通りの10ラウンドか。
「そうですね。スパーリング内容もイメージ通りにできましたね」
――タパレスが練習パートナーとして仕上げて来日している。
「もう、すごく練習になっていますね。そこはちゃんと練習パートナーとしてきてくれたと思う」
――タパレスからアフマダリエフの技術面などの情報提供あったのか。
「何度かありましたね。まあ、当たり前というか対策のために来てもらっているので。対戦した時の話も聞いて自分自身のイメージも膨らんできましたね」
――帝拳ジム勢のサウスポー王者たちともスパーリングしている。
「順番的に今日は中野選手でした。みんなアフマダリエフをイメージしやすいというか。アフマダリエフは1つのボクシングスタイルではないから。足も使えるし、攻撃もできるしというボクシングをしてくる。いろいろな選手とスパーをやって、いろいろな想定をしているという感じです」
――帝拳ジムに2回の出げいこした成果は。
「思っていたような気持ちというか、緊張感を味わえましたね。アマの時以来の訪問で、プロでは初めてだったので。ジムの雰囲気は変わっていなかったですね。やった意味はすごくありました」
――今後の調整は。
「まだまだスパーリングはやっていく。スパーリングで仕上げていく。いつも通りに順調です。変わらずに仕上げていると言えます」
<大橋会長>
「疲れがピークに来ている3週間前に10Rのスパーリングでしたが疲れを感じさせない出来でした」
(THE ANSWER編集部)
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