陸上100m柳田大輝、決勝は10秒00! 自己ベストでVもサニブラ超えならず、世陸代表厳しく…予選は「9秒92」で沸かせる
陸上の日本グランプリ(GP)シリーズ・アスリートナイトゲームズin福井(9.98スタジアム)第2日は16日、男子100メートル決勝が行われ、予選で追い風参考(3.3メートル)9秒92をマークした柳田大輝(東洋大)が自己ベストの10秒00(追い風0.3メートル)で優勝した。

アスリートナイトゲームズin福井
陸上の日本グランプリ(GP)シリーズ・アスリートナイトゲームズin福井(9.98スタジアム)第2日は16日、男子100メートル決勝が行われ、予選で追い風参考(3.3メートル)9秒92をマークした柳田大輝(東洋大)が自己ベストの10秒00(追い風0.3メートル)で優勝した。
予選2組に登場した4レーンの柳田は抜群の反応で加速し、中盤ですでに他の選手を突き放した。後半まで失速することなくゴール。速報タイムは9秒92が表示され、どよめいた。ただし、追い風3.3メートルで公認はならず、ゴール後、柳田はトラックに倒れ込んで苦笑いを浮かべた。それから3時間後に行われた決勝だった。
東洋大4年の柳田は7月の日本選手権予選でフライングによる失格。最大3枠の東京世界陸上代表は参加標準記録(10秒00)を突破している日本選手権優勝者の桐生祥秀、守祐陽、持ちタイム9秒96のサニブラウンが圏内におり、柳田はサニブラウンのタイムを上回る必要があった。
決勝は小池祐貴、多田修平ら実力者が揃うも柳田が好スタートから力強い走りで優勝。タイムは自己ベストを0秒02更新する10秒00だったが、サニブラウンのタイムを超えることができず、悔しそうな表情を浮かべた。
(THE ANSWER編集部)
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