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「陸上部以外もめっちゃ速い!」SNSで超バズった名門・東福岡の部活対抗リレー 負けられぬ“本職”陸上部員の本音「ライバルは…」

学校行事で最も盛り上がるもののひとつ、体育祭。さまざまな種目でぶつかり合い、クラスメートとの結束を高める。数年前、ネット上で大バズりしたのが、スポーツ名門校・東福岡高校の体育祭。そのなかで行われた部活対抗リレーの動画がSNS上で数百万回再生されるなど、日本一有名な体育祭となっている。“本職”であり、絶対に負けられないプレッシャーを背負う陸上部員たちの想いに迫った。

今年もインターハイで奮闘したスポーツ名門校・東福岡の陸上部【写真:奥井隆史】
今年もインターハイで奮闘したスポーツ名門校・東福岡の陸上部【写真:奥井隆史】

“日本一有名な体育祭”スポーツ名門校・東福岡の風物詩

 学校行事で最も盛り上がるもののひとつ、体育祭。さまざまな種目でぶつかり合い、クラスメートとの結束を高める。数年前、ネット上で大バズりしたのが、スポーツ名門校・東福岡高校の体育祭。そのなかで行われた部活対抗リレーの動画がSNS上で数百万回再生されるなど、日本一有名な体育祭となっている。“本職”であり、絶対に負けられないプレッシャーを背負う陸上部員たちの想いに迫った。

 発端となったのは2023年のバラエティ番組。その年に東福岡の体育祭で行われた部活対抗リレーに密着した。東福岡といえば、日本屈指のスポーツ名門校で日本一の実績を持つ部活が少なくない。そんな中でラグビー、バレーボール、重量挙げ、陸上、ソフトテニス、野球、サッカー、バスケットボールの8つの部がそれぞれ精鋭4人を選出し、リレーで対決するというもの。

 リレーでインターハイ3連覇を達成している陸上部。当然のように圧勝か……と思われるが、何が起こるか分からないのがスポーツの醍醐味。スタート直後のコーナーで陸上部の1走が他の選手と接触して転倒。すぐに立ち上がったものの、5番手と出遅れた。そして、花園優勝7度を誇る超強豪ラグビー部が爆走。陸上部はなんとか追い上げ、バレーボール部と僅差の3位で2走へ。

 ここで登場した陸上U20アジア王者・黒木海翔が猛追。10メートル近い差を逆転し、一気に1位に。しかし、3走で一騎討ちとなったラグビー部にまさかの逆転を許す。勝負はアンカー対決。ラスト10メートルで陸上部が再逆転し、各部の部員たちが待つゴールテープに飛び込んだ。当時は男子校とあって、野太い歓声でグラウンドは大盛り上がり。なぜか、2位だったラグビー部のアンカーが胴上げされた。

 これが番組YouTubeで公開されると、動画は現在までに273万再生。ネット上で拡散され、なかには再生700万回を超えるものも。有名インフルエンサーが紹介したXの投稿は1700万インプレッションを記録。「だいたいの部活が全国レベル」「観客として見に行きたい!」「全国生中継しても良いレベル」「陸上部以外もめっちゃ速い!」「ゴール前が青春すぎる」との好意的な反応が多い。

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