八村塁が1万5277人の前で流した涙 米コラムニストが見た“NBAにつながる糧”
悔し涙がNBAにつながる糧に…「八村にはミスから学ぶ偉大な能力がある」
彼の器用さを感じさせるシューティングタッチがあれば、NBAのディフェンダーに問題を突きつけるだろう。そして、あの機敏さならファウルを誘発することもできる。
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だが、課題もある。NBAではサイズで勝る相手とマッチアップになる。リムから離れた地点でのプレーの有効性を高める必要性があるだろう。
この日も208センチのテキサス工科大のタリク・オーウェンスに3ポイントをブロックされてしまったのだから、この部分の改善は急務とも言えるだろう。
そして、NBAで活躍するためにはディフェンス面の集中力を高める必要がある。この日もディフェンスリバウンドの場面でマークのミスが散見した。
ただ、八村にはミスから学ぶという偉大な能力がある。NBAという舞台に向け、悔し涙から大きな糧を手にしたと、私は考えている。
(ジョセフ・ディポリート / Joseph D’Hippolito)