桐生祥秀、9秒99で世界陸上代表確実に 守祐陽も10秒00で参加標準突破…「最後の3枠目」はどうなる、16歳新星・清水空跳は厳しい状況に
陸上の富士北麓ワールドトライアルが3日、富士山の銘水スタジアムで行われ、男子100メートルで日本選手権を制した桐生祥秀(日本生命)が予選2組で9秒99(追い風1.5メートル)をマーク。予選3組で10秒00(同1.3メートル)を出した守祐陽(大東大)とともに、9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録(10秒00)を突破した。

富士北麓ワールドトライアル
陸上の富士北麓ワールドトライアルが3日、富士山の銘水スタジアムで行われ、男子100メートルで日本選手権を制した桐生祥秀(日本生命)が予選2組で9秒99(追い風1.5メートル)をマーク。予選3組で10秒00(同1.3メートル)を出した守祐陽(大東大)とともに、9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録(10秒00)を突破した。
桐生が日本初の9秒台となる9秒98をマークした17年9月以来、約8年ぶりに10秒を切った。9秒99にガッツポーズを見せた29歳は、世界陸上の参加標準を突破。日本選手権も制していることから、代表入りが確実となった。
予選3組では守が自己ベストの10秒00を叩き出した。こちらも参加標準記録を突破。速報表示の10秒01が10秒00で確定すると、小躍りして喜んだ。
7月のインターハイでは16歳の清水空跳(星稜高)が10秒00の高校新で参加標準記録を突破している。
日本陸連の選考基準では桐生が代表入り確実。参加標準突破で日本選手権7位の守が2番手に浮上した。最後の3枠目は参加標準突破かつ世界ランク最上位のサニブラウンとなり、清水は現時点では厳しい状況になった。
(THE ANSWER編集部)
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