ドジャースに「1/30」の悲劇「ただただ残酷だ」 CY左腕復帰も…間借り球場の“現実”に米記者嘆き
米大リーグのドジャースは2日(日本時間3日)、敵地でレイズと戦い0-5の完封負けを喫した。先発したブレイク・スネル投手は5回を投げ、2本塁打を浴び3失点で敗戦投手に。ただ間借り中の狭い球場ならではの被弾に、米国の記者が嘆きの言葉をあげている。

4カ月ぶり登板のスネルが見舞われた不運
米大リーグのドジャースは2日(日本時間3日)、敵地でレイズと戦い0-5の完封負けを喫した。先発したブレイク・スネル投手は5回を投げ、2本塁打を浴び3失点で敗戦投手に。ただ間借り中の狭い球場ならではの被弾に、米国の記者が嘆きの言葉をあげている。
スネルは左肩の故障で負傷者リストに入っていたため、この試合が4月2日(同3日)以来4カ月ぶりの登板だった。初回、先頭で右打席に入ったディアスに低めの直球を逆方向に運ばれ、これが右翼ポール際のスタンドにギリギリ入ってしまった。さらに3回1死一塁でも、高めの直球を同じように右翼へ。まるでリプレーを見ているかのような打球がスタンドギリギリへ飛び込んだ。
これを嘆いているのが、専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者だ。自身のXに「ブレイク・スネルは復帰戦でヤンディ・ディアスに2本のホームランを許した。1本目のxBA(打率の期待値)は.170で、30球場中1球場でホームランになるものだった。2本目のxBAは.060で、30球場中3球場でホームランになるものだった。スネルにとってはただただ残酷だ」とつづった。
レイズは昨年10月、本拠地のトロピカーナ・フィールドがハリケーンで壊滅的な被害を受け修復中。ヤンキースがキャンプで使う「ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド」を間借りして公式戦を行っている。右翼が314フィート(約95.7メートル)と他の球場に比べて狭く、スネルにとってはなんとも不運だった。
米国のファンからも「酷い球場だ」「マイナーリーグの球場みたいだ」「狭い球場でのホームランを除けば彼はとても良くやったと思う……」「ドジャースの選手も同じだが彼らは使えなかったみたいだ」と共感の声が集まっている。
(THE ANSWER編集部)
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