水泳・世界選手権

　1日に行われた水泳・世界選手権（シンガポール）の競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で、元世界記録保持者の渡辺一平が2分7秒70で銀メダルを獲得した。渡辺とともに“闘った”日本の人気キャスターにも注目が集まっている。

　渡辺が世界の表彰台に帰ってきた。17、19年大会は銅メダルだったが、自己最高となる銀メダル。魂を込めた2分7秒70をともに闘った男がいた。

　それはテレビ朝日「世界水泳　シンガポール2025」でメインキャスターを務める、元テニス選手の松岡修造氏。カナダ公共放送CBCの名物レポーター、デビン・ハーロウ氏は自身のXで、「ミックスゾーンのインタビューエリアは大盛り上がりだ。本当に最高すぎる」とし、松岡氏が渡辺のレース中に“エア平泳ぎ”で鼓舞する動画を投稿した。

　テレビ中継では映らなかったワンシーン。競泳女子で2008年北京、12年ロンドン五輪代表の伊藤華英さんは、ハーロウ氏の投稿を引用し、「彼は選手たちの素晴らしいサポーターです。日本では有名なプロテニス選手、そしてアスリートでもあります」と反応した。

　また、ネット上の日本人ファンからも「世界に知られる！」「この姿勢は見習いたい」「いつも真剣・全力で好きだわ」「松岡修造さん、ほんと熱い人だわ　元気出る」「さすがや…」などのコメントが寄せられていた。