史上初の『NBAアウォーズ』開催 ウェストブルックが“涙”のMVP初受賞
6月26日(日本時間27日)、NBA史上初となるシーズン終了後の表彰式『NBAアウォーズ』が開催され、オクラホマシティ・サンダーのポイントガード、ラッセル・ウェストブルックが初のシーズンMVPを受賞した。
55年ぶりのシーズン平均トリプルダブルダブル、得点王と圧巻のパフォーマンス
6月26日(日本時間27日)、NBA史上初となるシーズン終了後の表彰式『NBAアウォーズ』が開催され、オクラホマシティ・サンダーのポイントガード、ラッセル・ウェストブルックが初のシーズンMVPを受賞した。
ケビン・デュラント(ウォリアーズ)が抜け、戦力ダウンが囁かれたなか、ウェストブルックはチームを力強く牽引。今季81試合に出場し、平均31.6得点、10.7リバウンド、10.4アシストを記録し、オスカー・ロバートソン以来55年ぶりとなる『平均トリプルダブル』(3部門で二桁)を達成、そして2年ぶりの得点王にも輝いた。
プロ9年目で初の栄誉を手にした28歳は、受賞のスピーチで「泣かないって自分に言い聞かせたんだ」というが、スピーチの最中には堪えきれなくなり、思わず声が震える場面も。それでも、家族に対して「あなたたちなしでは、私はどうなっていたか分からない」と語り、「あなた方のサポートが無ければ、ここに立つことはできなかったでしょう」 と感謝を述べた。
そのほか、新人王には75試合に出場して平均10.2得点、2.8リバウンド、4.2アシストを残したマルコム・ブログドン(ミルウォーキー・バックス)、シックスマン賞には60試合がベンチスタートながら平均16.2得点を挙げたエリック・ゴードン(ヒューストン・ロケッツ)、最優秀コーチ賞にはレギュラーシーズンで55勝をマークしたヒューストン・ロケッツのマイク・ダントーニが受賞した。
『NBAアウォーズ』の各賞受賞者は以下の通り。