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16歳・清水空跳がインハイ2冠「目標達成できて嬉しい」 男子200mは追い風参考も20秒39 100mでは「10秒00」で衝撃

陸上のインターハイは28日、ホットスタッフフィールド広島で行われた。男子100メートルで10秒00(追い風1.7メートル)の高校新&U18世界新をマークして優勝した清水空跳(そらと、星稜高2年)が、200メートルを追い風参考記録ながら20秒39で制して2冠を達成した。レース後、取材に応じ「しっかり勝てて優勝しきれて、いい姿をいろんな人に見せられた」と喜んだ。

男子200メートルで優勝した清水空跳【写真:荒川祐史】
男子200メートルで優勝した清水空跳【写真:荒川祐史】

陸上インターハイ

 陸上のインターハイは28日、ホットスタッフフィールド広島で行われた。男子100メートルで10秒00(追い風1.7メートル)の高校新&U18世界新をマークして優勝した清水空跳(そらと、星稜高2年)が、200メートルを追い風参考記録ながら20秒39で制して2冠を達成した。レース後、取材に応じ「しっかり勝てて優勝しきれて、いい姿をいろんな人に見せられた」と喜んだ。

 26日に10秒00の衝撃を残した16歳が、200メートルでも圧倒的な速さを見せた。

 3組によるタイムレース決勝の1組に登場し、20秒39で駆け抜けた。追い風2.7メートルのため参考記録となったが、大会記録20秒61を上回り、高校記録20秒34にも肉薄。残る2組で清水のタイムをライバルは上回れず、短距離2冠が決定した。

「100と200で勝つのが目標だったので達成できて嬉しい。(200メートルは)追い風参考にはなったけど、高校記録に迫る(20秒)3台を出すことができて嬉しく思っている」

レース後に学校旗を広げる清水空跳【写真:荒川祐史】
レース後に学校旗を広げる清水空跳【写真:荒川祐史】

 27日に4×100メートルリレーでアンカーも務めており、「めちゃくちゃきつい。脚もちょっと痛いところもある」と話していた。状態は万全とは言い難かったが、自身にとっての最終種目で完全燃焼した。

 100メートルで9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録をクリアしており、代表入りの可能性はある。身長164センチ。小さな体に無限のポテンシャルを詰め込んだ16歳が、世界を見据えてさらに加速する。

(THE ANSWER編集部)


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