100m高校新の16歳・清水空跳、世界陸上代表入りどうなる? 「10秒00」で標準突破&今季日本最速も他選手の動向次第
陸上のインターハイ(ホットスタッフフィールド広島)は26日、男子100メートルタイム決勝が行われ、3組で16歳の清水空跳(そらと・星稜2年)が日本高校新記録となる10秒00(追い風1.7メートル)で優勝した。従来の桐生祥秀(洛南)の記録、10秒01を0秒01更新。9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録(10秒00)もジャスト突破した。

陸上インターハイ
陸上のインターハイ(ホットスタッフフィールド広島)は26日、男子100メートルタイム決勝が行われ、3組で16歳の清水空跳(そらと・星稜2年)が日本高校新記録となる10秒00(追い風1.7メートル)で優勝した。従来の桐生祥秀(洛南)の記録、10秒01を0秒01更新。9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録(10秒00)もジャスト突破した。
高校2年の清水が爆走した。桐生が保持していた10秒01の高校記録を12年ぶりに更新する10秒00。9秒台にはわずかに届かなかったが、9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録(10秒00)をジャスト突破した。
10秒00はU-18世界新記録で、今季日本最速。清水が最大3枠の世界選手権代表入りする可能性を考察する。
桐生祥秀が制した今月の日本選手権では、男子100メートルの代表内定は出ず。清水は準決勝で敗退した。
日本陸連の代表選考基準では(1)日本選手権8位以内で参加標準記録突破選手、(2)日本選手権8位以内で世界ランクにより出場資格を得た選手、(3)参加標準記録を突破した選手、(4)世界ランクで出場資格を得た選手、の順に決まる。
現時点の日本勢で参加標準記録突破は、日本選手権予選落ちのサニブラウンと清水の2人。世界ランクではサニブラウンと日本選手権でフライング予選失格の柳田が、出場圏内につけているが、ともに決勝に進出していない。
清水はサニブラウンに世界ランクで劣るため、同条件の(3)では現在2番手。今後、(1)(2)を満たす選手や(3)で清水を上回るタイムを出す選手がいなければ代表となる。
(THE ANSWER編集部)
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