ザギトワ、出場辞退の可能性あった エテリコーチ明かす「精神的にとても厳しかった」
フィギュアスケートの世界選手権女子で初優勝を飾ったアリーナ・ザギトワ(ロシア)。見事な演技で完全復活を力強く印象付けた。一方で、エテリ・トゥトベリーゼコーチは大会直前まで出場辞退の可能性があったと衝撃の事実を明かしている。ロシアの国営放送のインタビューで明かしたその理由とは――。
現地番組でトゥトベリーゼコーチが衝撃の事実明かす
フィギュアスケートの世界選手権女子で初優勝を飾ったアリーナ・ザギトワ(ロシア)。見事な演技で完全復活を力強く印象付けた。一方で、エテリ・トゥトベリーゼコーチは大会直前まで出場辞退の可能性があったと衝撃の事実を明かしている。ロシアの国営放送のインタビューで明かしたその理由とは――。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
ザギトワはショートプログラム(SP)、フリーと会心の演技を披露。合計237.50点で2位に10点差以上をつける貫録の優勝を飾った。苦しんだシーズンだったが、最高の結果で締めくくり、最後は感極まった表情ものぞかせた。
ザギトワ以上にホッとしているのはトゥトベリーゼコーチだったのかもしれない。ロシアの国営放送の番組内で、優勝後の同コーチをソルトレークシティ五輪金メダリストのアレクセイ・ヤグディン氏がインタビューしているが、その中で出場辞退の可能性もあったことを伝えている。
教え子のエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)とのワンツーフィニッシュだったこともあり、「私は単純に幸せです。私は解放されました」とまず振り返ったトゥトベリーゼコーチ。そして、大会前のザギトワの状態について言及した。
「私たちはここに、ただ単にスタートへ向けリンクに出るために来ました。大会前の練習で厳しい状況でした。精神的にとても厳しかった」