本拠地ロイヤルズ戦での判定に疑問の声

　米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手に起きた不運な三振判定に驚きと困惑が広がっている。21日（日本時間22日）の本拠地ロイヤルズ戦、自打球が当たった後にピッチクロック違反を宣告された場面に疑問の声が続々。日本人ファンからは「これは酷い」「さすがに待ってあげてよ…」との指摘が漏れた。

　初回の第1打席で起きた珍事に、鈴木を擁護する声が相次いだ。2死無走者で迎えた打席で、カウント3-1から低めのスライダーを振ると、打球はワンバウンドして自打球に。股間付近に当たったようで痛みをこらえながら打席に戻ろうとしたところで、球審がピッチクロック違反を宣告。まさかの形で三振に倒れてしまった。

　カウンセル監督はダッシュで球審のもとへ向かい抗議。米イリノイ州地元局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」の実況席では自打球のシーンがリプレーで流されると「Oh……」と同情の声も。同局の公式Xが該当場面を公開すると、日本人ファンからも困惑の声が相次いで寄せられていた。

「審判は柔軟に対応するべきだった」
「これは酷い 少しぐらい考慮してくれてもいいじゃん」
「いや、さすがにそれは待ってあげてよ…」
「審判にタイムを取れば良かったって事？」

　不運な判定に泣かされた鈴木はこの日、4打数無安打。カブスは4-12で敗れた。