異国で膝の靭帯断裂 英語もできず「精神的に苦しかった」1年間…逆境乗り越えた22歳の逸材・山崎一渉が目指す高み

強化試合で残った課題「自覚と責任をもってプレーしたい」
U-16、U-19と年代別の日本代表を経験し、5日のオランダ戦でA代表デビュー。今大会の日本代表は、8月にサウジアラビア・ジッタで行われる「FIBAアジアカップ2025」に向けて、若手中心のメンバーで構成されている。山崎も大きな期待をかけられている一人だ。
「日本のバスケが良くなっていく中で、自分がここに立てるのはうれしい。自覚と責任をもってプレーしたい」
日本代表はアジアカップ前に6試合を戦い、ランキングでは格下のオランダに1勝1敗、韓国に2敗、デンマークに2勝と3勝3敗に終わった。目標としていた「80得点」には1試合も届かず、国内最後の強化試合としては課題が残った。
山崎は現状の自分を「ベテランの方々と比べると、気持ちの部分でも理解力の部分でも全てが劣る」と分析している。「自分たち若手が活躍すると、チームの雰囲気がよくなる。そうやってみんなでステップアップしていきたい」と飛躍を誓った。苦しみを乗り越えた山崎はさらなる高みを目指す。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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