メドベは「大きな批判の波に耐えた」 ロシア名手が訴えた“復活の銅”の価値とは
フィギュアスケートの世界選手権女子で銅メダルを獲得したエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。今季からコーチを変更したが結果を残せず、批判を受けるなど苦しいシーズンを過ごしていたが、復活の兆しを見せた。3度目の優勝こそ届かなかったが、母国ロシアの名手は「勝利と等しい価値がある」と称えている。ロシアメディアが伝えている。
12年世界選手権銅メダルのレオノワ氏が称賛「ジェーニャはとても偉かった」
フィギュアスケートの世界選手権女子で銅メダルを獲得したエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。今季からコーチを変更したが結果を残せず、批判を受けるなど苦しいシーズンを過ごしていたが、復活の兆しを見せた。3度目の優勝こそ届かなかったが、母国ロシアの名手は「勝利と等しい価値がある」と称えている。ロシアメディアが伝えている。
近年のロシアフィギュア界を引っ張って来たメドベージェワが確かな復活を見せた。前評判は決して高いとはいえなかったが、女王の矜持を発揮。銅メダルを獲得した。12年世界選手権銅メダリストのアリョーナ・レオノワ氏は、ロシアスポーツ紙「スポルトエクスプレス」のインタビューに応じて大会を総括。なかでも、19歳の後輩を称えている。
優勝したアリーナ・ザギトワ(ロシア)の話題に続いて「メドベージェワはカムバックしましたか? この先、さらに力をつけることはできますか?」と問われると「ジェーニャもとても偉かった。彼女にとってこの銅メダルは――金色の光沢とともにあります」と言い、金メダルと同等の価値があると力説した。
「メドベージェワはおそらく表彰台をかけて戦うことさえ予想していなかったでしょう。しかし、素晴らしい演技をして自分に勝ちました。とても良く自分の仕事をしました。一般に我々の女子スケーターで表彰台に上がった選手の結果は――勝利です。ザギトワはとても金メダルが欲しかった、なぜなら彼女は世界選手権で勝っていなかったから」