河村勇輝らのアジア杯招集はあるか ホーバス監督、代表12人は熟考 強調した「日本バスケは強くなる。絶対」
バスケットボールの国際親善試合「SoftBank CUP 2025(千葉大会)」が20日、千葉・ららアリーナ 東京ベイで行われ、世界ランキング21位の日本は同59位のデンマークに69-63で勝利した。19日から行われた同国との対戦で2連勝。8月5日から開催される「FIBAアジアカップ2025」を前に、トム・ホーバス監督は「日本は必ず強くなる」と強調した。

日本VSデンマーク
バスケットボールの国際親善試合「SoftBank CUP 2025(千葉大会)」が20日、千葉・ららアリーナ 東京ベイで行われ、世界ランキング21位の日本は同59位のデンマークに69-63で勝利した。19日から行われた同国との対戦で2連勝。8月5日から開催される「FIBAアジアカップ2025」を前に、トム・ホーバス監督は「日本は必ず強くなる」と強調した。
2勝したものの、課題を残した。日本の先発は19日と同じ、ジェイコブス晶、テーブス海、金近廉、ジョシュ・ホーキンソン、吉井裕鷹の5人が名を連ねた。積極的な守備でプレッシャーをかけるも、ファウルがかさみフリースローのチャンスを与えた。ホーバス監督は「アグレッシブ=ファウルじゃない」と指摘した。
前半を35-31とリードして迎えた第3クォーター(Q)はデンマークの猛攻により逆転を許した。苦しい展開が続いた中でジャン・ローレンス・ハーパージュニアがディープスリー。アシストも重ねて51-51と追いついた。第4Qは吉井がダンクで会場を沸かせ、69-63で勝利。しかし、チームが目標としていた「80得点」には届かなかった。

ホーバス監督は「昨日と一緒」と苦笑い。この強化試合は若手中心のメンバーで構成され、トライアウトも兼ねている。今月の韓国遠征では2連敗を喫し、迎えたデンマークとの第1戦はベテラン勢が活躍。途中交代の若手は存分に力を発揮できず、自ずと出場時間も短くなった。「若い選手を見たくて使いたかったけど、勝つ必要があった」と指揮官は絞りだした。
アジア杯に向けて12人のメンバーを思案中。今年のサマーリーグに参加した河村勇輝、馬場雄大、富永啓生の3人について、招集する可能性があるかと聞かれると「2人と話しました」と述べるにとどめた。
「若い選手はプロセスに時間がかかると思うけど、間違いない。日本バスケは強くなる。絶対。私たちはいいチームを作ってグループで勝つ」。ホーバス監督は報道陣に強い意志を示した。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)











