「ジェーニャは永遠です」― 不屈のメドベをタラソワ氏絶賛「彼女の名は永久に…」
「どれだけ打ち勝ち、どれだけ跳び、とれだけ耐えたでしょう」
怪我の情報を受け、タラソワ氏は「ああ、太ももの怪我が大したことなければいいのですが」と慮り、さらに「今シーズン、どれだけ彼女が(自分に)打ち勝ってきたでしょう、どれだけ跳んできたでしょう、どれだけ自分をコントロールしてきたでしょう、そしてどれだけ耐えたでしょう。肉体的に、精神的に。これはとても辛いことでした。今シーズンは辛いものでした、でもやりきりました。彼女の名前は永久に覚えられるでしょう」と賛辞を連発。そして、こう言った。
「ジェーニャは永遠です。これは確かです、なぜならこんなに強い女子スケーターは私たちの国にはいなかったから」
今季はロシアのエテリ・トゥトベリーゼ氏からカナダのブライアン・オーサー氏の下に拠点を移し、なかなか結果を残せず、批判に晒されることもあったメドベージェワ。しかし、埼玉の地で不屈の舞いで復活の第一歩を記した。まだ19歳。栄光も挫折も知る女王は、もっと強くなる。
(THE ANSWER編集部)