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「日本にこんな逸材がいたなんて」と賛辞並ぶ 女子バレー、次世代を担う若手&ベテランの融合で決勝Rへ

バレーボール女子のネーションズリーグ(VNL)の予選ラウンドは13日に全日程を終えた。通算9勝3敗の3位で決勝ラウンドに進出した日本は、次世代を担う逸材とベテランが融合した。

VNLに出場している佐藤淑乃【写真:中戸川知世】
VNLに出場している佐藤淑乃【写真:中戸川知世】

女子ネーションズリーグ予選ラウンド終了

 バレーボール女子のネーションズリーグ(VNL)の予選ラウンドは13日に全日程を終えた。通算9勝3敗の3位で決勝ラウンドに進出した日本は、次世代を担う逸材とベテランが融合した。

 6月上旬の予選ラウンド第1週は4戦全勝。好調なオフェンスだけでなく、ディフェンスでも注目を集めた。ドミニカ共和国戦では、リベロの25歳・岩澤実育が、長いラリーの中で相手のスパイクを3本連続でスーパーレシーブ。VNL公式インスタグラムも動画を公開し「ディフェンスが間違いなく完璧だった」と称えたほどだった。X上のバレーファンからも「日本にこんな逸材がいたなんて」といった声が上がっていた。

 6月下旬の第2週、注目を集めたのは北窓絢音だった。中国戦で代表初得点を含む10得点。逸材は7月6日に21歳の誕生日を迎えた。

 今月9~13日には予選ラウンド第3週「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会」が行われた。

 初戦のフランス戦で躍動したのは23歳の佐藤淑乃。両チーム最多19得点と爆発し、ネットでは「ファンになりました」「凄すぎる」など賛辞が並んだ。18歳の秋本美空は代表初スタメンとなった韓国戦で11得点と存在感を見せた。

 ポーランド戦では33歳の島村春世が、キレキレの移動攻撃などで14得点。ファンからは「個人的MVP」の声も上がった。

 昨年のVNLやパリ五輪からメンバーが入れ替わった現在の日本女子。若手とベテランが融合する日本は初優勝を目指し、23日開幕の決勝ラウンド(ポーランド)の準々決勝でトルコと対戦する。

(THE ANSWER編集部)


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