イチローに「プレーを続けて欲しかった」 “愛弟子”が胸中吐露「彼は友達なんだ」
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が21日のアスレチックス戦を最後に現役引退を表明した。いくつもの伝説を築いた45歳の引退の衝撃は世界に広がっているが、イチローの愛弟子と言われたディー・ゴードン内野手が涙するシーンも感動を呼んだ。試合後にゴードンは「個人的には、彼にプレーを続けて欲しかった」と正直な胸中を明かしている。米紙が報じている。
イチローを師と仰ぐゴードン「彼は僕の一番好きな選手だったんだ」
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が21日のアスレチックス戦を最後に現役引退を表明した。いくつもの伝説を築いた45歳の引退の衝撃は世界に広がっているが、イチローの愛弟子と言われたディー・ゴードン内野手が涙するシーンも感動を呼んだ。試合後にゴードンは「個人的には、彼にプレーを続けて欲しかった」と正直な胸中を明かしている。米紙が報じている。
8回に交代を告げられたイチローとハグを交わし、その際には大粒の涙を流していたゴードン。延長12回には決勝のホームを踏み、試合後にはお立ち台にも上がった。マーリンズ時代の2015年からイチローを師と仰ぐスピードスターの試合後の胸中を明かしているのは米紙「ワシントンポスト」だった。
記事では「彼は寂しく思うだろう。そして、それは日本だけではない。マリナーズのチームメート、ディー・ゴードンはイチローがグラウンドを去った時、目に涙をためていた」とつづり、ゴードンのコメントを伝えている。
「個人的には、彼にプレーを続けて欲しかった。彼は友達なんだ。彼がいなくて寂しく思うだろうね。一緒にご飯を食べに行くオフの日も恋しく思うだろう。僕らの会話もそうだ。彼がいなくなるのが寂しいよ。初めて彼に会った日、僕はスターに魅せられたんだ。彼は僕の一番好きな選手だったんだ」
「続けて欲しかった」――。多くのファンの頭によぎったであろう、フレーズを率直に明かしたゴードン。“師匠”の引退に寂しさを募らせているようだ。
(THE ANSWER編集部)