女子ゴルフ界に新ヒロイン誕生! 22歳内田ことこが地元・北海道で涙の完全V 今季6人目のツアー初優勝に「嬉し涙が出ました」
女子ゴルフの国内ツアー・ミネベアミツミレディスが13日、北海道・真駒内CC空沼C(6688ヤード、パー72)で最終日が行われた。2打差の単独首位で出た22歳の内田ことこ(加賀電子)が6バーティー、3ボギーの69で回り、通算16アンダーで悲願のツアー初優勝。地元・北海道の地で初日から首位を譲らない完全優勝となり、女子ゴルフ界に新たなヒロインが誕生した。

国内ツアー・ミネベアミツミレディス最終日
女子ゴルフの国内ツアー・ミネベアミツミレディスが13日、北海道・真駒内CC空沼C(6688ヤード、パー72)で最終日が行われた。2打差の単独首位で出た22歳の内田ことこ(加賀電子)が6バーティー、3ボギーの69で回り、通算16アンダーで悲願のツアー初優勝。地元・北海道の地で初日から首位を譲らない完全優勝となり、女子ゴルフ界に新たなヒロインが誕生した。
内田は出だし1番パー4でパーオンならずも、ラフからの3打目を直接ねじ込むチップインバーディー。地元ファンから大歓声が上がり、笑顔でキャディーとタッチを交わした。2番でボギーを叩くが、それでも3番、6番のパー5でいずれもバーディー。スコアをきっちり2つ伸ばしてサンデーバックナインに突入した。
誰もバーディー獲得者がいなかった後半10番でもセカンドできっちりピンに寄せ、後続を突き放した。最終18番では10メートルを超えるロングパットをねじ込み、バーディーフィニッシュで完全優勝を決めた。
優勝後はギャラリーの声援に、目元を手でぬぐいながら応えていた。
優勝インタビューでは「(周りで)待っていた選手たちの顔を見ると、ちょっと嬉し涙が出ました」と感激。地元での優勝には「みなさん、いつも応援ありがとうございます。みなさんのおかげで地元で初優勝することができました。これからも応援よろしくお願いします」と話した。
北海道・南幌町出身の内田は2021年6月のプロテストに合格。昨季の宮里藍サントリーレディスは首位で最終日を迎えるなど優勝争いも経験していたが、ツアー優勝には手が届いていなかった。今季はこれで工藤遥加、佐久間朱莉、稲垣那奈子、高野愛姫、入谷響に続く6人目のツアー初優勝者の誕生となった。
(THE ANSWER編集部)
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