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あのカーショーが脱帽、伝説219勝右腕は「スペシャル」と絶賛 ド軍相手に衝撃ピッチした身長200cmの新怪物

“メジャー新怪物”の勢いが止まらない。米大リーグ・ブルワーズのルーキー、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手は8日(日本時間9日)、本拠地ドジャース戦に先発登板。初回にいきなり大谷翔平投手に31号先頭打者ホームランを浴びたものの、6回4安打1失点12奪三振を記録した。昨季の世界一球団を相手に見せた快投に、レジェンドたちも次々と賛辞を送っている。

ドジャース戦に登板したブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー投手【写真:ロイター】
ドジャース戦に登板したブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー投手【写真:ロイター】

ブルワーズのミジオロウスキー

“メジャー新怪物”の勢いが止まらない。米大リーグ・ブルワーズのルーキー、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手は8日(日本時間9日)、本拠地ドジャース戦に先発登板。初回にいきなり大谷翔平投手に31号先頭打者ホームランを浴びたものの、6回4安打1失点12奪三振を記録した。昨季の世界一球団を相手に見せた快投に、レジェンドたちも次々と賛辞を送っている。

 初回、大谷に緩いカーブをバックスクリーン右へ放り込まれた23歳のミジオロウスキーだったが、以降は立ち直り、100マイル(約160キロ)を超える直球を連発。初回からの5者連続三振を含む、自己最多の12三振を奪う活躍で、4勝目を挙げた。

 身長2メートルの大型右腕の快投には、元レッドソックスなどでプレーした通算219勝のペドロ・マルティネス氏も自身のXで「ジェイコブ・ミジオロウスキーはスペシャルだ」と言及。サイ・ヤング賞を3度獲得し、2015年には野球殿堂入りを果たした大物投手は、「球速、変化、そして闘争心。彼と、ポール・スキーンズ、タリック・スクーバルが投手陣の未来だと思う。腕と脚の長い選手で、支配力に満ちている」とルーキーを絶賛していた。

 投げ合ったレジェンドも絶賛の言葉を並べた。ドジャースの先発を務めた通算216勝のクレイトン・カーショー投手は、米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組が中継したロッカールームでの取材で、「アンビリバボーだよ。彼は本当に全てがスペシャルだ。もちろん球速もすごいが、4つの球種を操り、制球力もある。正直言ってどうやって打つかわからないよ」と脱帽している。

 ミジオロウスキーは2022年ドラフト2巡目(全体63位)でブルワーズ入り。6月12日(同13日)のカージナルス戦でメジャー初先発し、いきなり5回0/3をノーヒット投球。続く6月20日(同21日)のツインズ戦でも6回まで完全投球を披露するなど、鮮烈なデビューを果たしていた。

(THE ANSWER編集部)


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