八村塁はなぜ成長できたのか? “努力”と“順応”―成功の裏にある2つのキーワード
バスケットボール男子の全米大学体育協会(NCAA)1部、ゴンザガ大の八村塁。大学バスケ界の年間最優秀選手賞「ネイスミス・トロフィー」の最終候補4人に選出されるなど、21日(日本時間22日)にNCAAトーナメントの1回戦(フェアリー・ディッキンソン大戦)を前に、その注目度は増す一方だ。AP通信が俄かに脚光を浴びる現状を特集。八村は使命感を口にしている。
AP通信が特集、俄かに脚光を浴びる現状も「気にしていません」
バスケットボール男子の全米大学体育協会(NCAA)1部、ゴンザガ大の八村塁。大学バスケ界の年間最優秀選手賞「ネイスミス・トロフィー」の最終候補4人に選出されるなど、21日(日本時間22日)にNCAAトーナメントの1回戦(フェアリー・ディッキンソン大戦)を前に、その注目度は増す一方だ。AP通信が俄かに脚光を浴びる現状を特集。八村は使命感を口にしている。
6月のNBAドラフトで1巡目指名が確実視されている八村。米国で絶大な人気を誇る大学バスケ界で、日本人がこれほどの注目度を誇るのは初めてのことだ。全米が熱視線を送る“マーチ・マッドネス”を前に「ルイ・ハチムラの人気はゴンザガで上がり続けている」と題してAP通信が特集を組んでいる。
「今では、ハチムラは注目を浴びることに慣れている。ハチムラは常に多くの注目を集めている」
米国での3年目、一気にブレークを果たした八村。日本人記者に囲まれる機会も多くなったようだ。記事では「『気にしていません』、水曜日、彼はソルトレークシティーで日本人記者たちが質問のために待つ中、こう語った。『でも同じ質問が多いですね』」と現在、八村が置かれた状況を伝えている。
さらに続けて、八村はこう話しているという。
「注目されることが多くなりました。でも慣れたと思います」「日本代表のバスケットボール史において重要な時期だと思うんです。だから問題ありません」
かつてないほどの注目が集まっていることを理解している。そして日本のバスケ界における自身の立ち位置についてもだ。