敵地ブルワーズ戦

　米大リーグ・ドジャースは9日（日本時間10日）、敵地でブルワーズと対戦した。9回に1点差を追いつかれ、延長10回にサヨナラ打を浴び2-3で敗戦。6連敗を喫した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「イライラさせられるけど、戦う姿はよかった」と話した。

　5連敗中のドジャースは復帰登板のグラスノーとリリーフ陣がブルワーズ打線を1点に封じ、打線は9回まで5安打と苦しむも、数少ないチャンスで得点し、2-1とリードして9回を迎えた。しかし守護神スコットが同点に追いつかれ、延長10回にイエーツがサヨナラ打を浴びた。

　中継した米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」は試合後の囲み取材の様子を放送。指揮官は「今夜の敗戦にはイライラさせられるけど……」と冒頭話すも、「戦う姿は良かった」と続けた。「ロハスは気持ちを見せて一生懸命プレーしていた。スミスも良い打球を放っていた。グラスノーもいい投球をしていた」と2安打のロハス、グラスノーの投球などポジティブな部分に言及した。

　5安打、1得点に終わった攻撃陣の立て直しについて問われると「メッセージとしては、今日のような打席を続けること。明日はオフだからそれも助けになるだろう」とし、「次は同地区のジャイアンツ戦。相手のことは分かっている。良い打席と良い守備を続けること。必ず立ち直れるよ。今は不満が溜まるかもしれないけれど、我々には良い選手がたくさんいる」と前を向いた。