紀平梨花、出遅れをライバル国の識者はどう見た? 「この結果に驚きはなかった」
逆転Vへノーミスの演技が必要不可欠
「この結果は実際に私を驚かせなかった。一番大切なのは、彼女は今、メダルをつかむのにとても難しい状況にあるということです。キヒラはリスクを冒してフリーで2度、トリプルアクセルを跳び、プログラムをミスなしで滑り切らなければならない。この場合においてのみ、彼女が表彰台に上がるチャンスがあるでしょう」
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ロシアのスポーツ紙「スポルトエクスプレス」でこう語っている。また1988年のカルガリー五輪のアイスダンス金メダルのナタリア・ベステミアノワ氏も同紙で、紀平についてこう語っている。
「彼女はうまく滑りました。しかしトリプルアクセルで乱れ、ここで11点もしくは10点失いました。残りのエレメンツは正しくやりました。何が彼女のミスの原因となったかはわかりません」
首位のアリーナ・ザギトワ(ロシア)とは11.18点差開いており、逆転にはノーミスの演技が必要不可欠。今季の国際大会6戦6勝のうち、逆転Vが4度。状況は厳しいが、それをやってのけるポテンシャルを紀平は持っている。
(THE ANSWER編集部)