ザギトワ、涙の圧巻演技に母国専門家は賛辞連発「女神のよう」「信じられないわ」
フィギュアスケートの世界選手権は20日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)がシーズンベストの82.08点で首位発進を決めた。今季はやや安定感を欠いたものの、大舞台で見事に女王の演技を見せたザギトワ。ロシアの要人たちも絶賛の嵐だ。
名伯楽タラソワ氏、五輪金メダリストらが大絶賛
フィギュアスケートの世界選手権は20日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)がシーズンベストの82.08点で首位発進を決めた。今季はやや安定感を欠いたものの、大舞台で見事に女王の演技を見せたザギトワ。ロシアの要人たちも絶賛の嵐だ。
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強い女王が帰ってきた。冒頭のルッツ―ループの連続3回転を美しく決めるなど全てのジャンプで加点。滑り終えると、感極まり涙も見せた。埼玉で今季最高のSPを見せた16歳を、ロシアの専門家たちも祝福している。ロシアのスポーツ紙「スポルトエクスプレス」が伝えている。
国営放送の解説を務めた名コーチ、タチアナ・タラソワ氏は「幸せだわ! なんて連続ジャンプなの! 跳んだ、滑った、スピンした! 偉いわ! ありがとう、ありがとうアリンカ、素晴らしい滑りを見せてくれて! 彼女を祝福します。信じられない日だわ」と大興奮だったようだ。
また、1988年のカルガリー五輪のアイスダンス金メダルのナタリア・ベステミアノワ氏も「アリーナは女神のようでした。彼女はファンタスティックに滑り切り、今日の演技で誰も彼女に近い者はいませんでした。彼女は明確に誰よりも良かった。うっとりさせるプログラムで、彼女は文字通り輝きました。ミラクルな滑りだった」と文句なしの演技に賛辞を連発している。