寺本明日香さんが大人スケート大会に出場

　元体操日本代表の寺本明日香さんが7日、自身のインスタグラムで大人スケート大会の「軽井沢風越カップ」に出場したことを報告。「Wクラス（無級～2級）に出場し、3位でした！」とつづるなど、フィギュアスケート大会挑戦を始めてからの進歩を喜んだ。

　2月には「あくまで趣味の延長線上」として愛知県フィギュアスケート選手権大会の「アダルト」カテゴリーにエントリーし、ブロンズ女子クラス1で出場2人中1位となっていた。当時は世界女王にも輝いている坂本花織が中学生の時に着用していたというブラックの衣装を借りての出場だった。

　今回は別の衣装で出場した寺本さん。スケート靴もすっかり様になっている。出場を終え「県大会の時はサルコーとトウループしか無かったですが、今回はサルコー、ループ、スリージャンプ～トウループ、トウループ　　→新しく、ループと連続ジャンプを入れてみました！」とジャンプでも進化を果たしたと説明。「ループは本番ビビって両足着氷になってしまいましたが、練習の7割くらいはできたかなと」と振り返った。

　体操で12年ロンドン五輪、16年リオ五輪に出場。22年4月に26歳で引退した。投稿では「平均台と一緒だなとつくづく感じます。絶対的な自信がないとその技使えないというか　本番で慌てるんだよね　まぁ私は趣味なのでガンガン挑戦したいですが！」と心境を記し、「フリップが練習ではできてきてるのと、シングルアクセルが跳びたいモチベ高めですので、これからも時間が許す限りスケート沼にハマっていきたいと思います！」と綴った。

　競技者としての本格転向ではなく、あくまでスケートを楽しむ姿勢。ファンからは「流石としか言いようがないです。凄い」「演技と付く競技は何でも出来そう」「衣装とても素敵でした」「運動神経の神様」「こちらまで笑顔になってしまいます」などとコメントが集まっていた。