紀平、ザギトワ、そして… 伊紙は三つ巴予告「恐るべき少女たちによる世界選手権」
フィギュアスケートの世界選手権は20日、女子ショートプログラム(SP)が行われる。注目の戦いに欧州メディアも脚光。イタリア地元紙「コリエレ・デラ・セーラ」では国民的英雄カロリーナ・コストナーの欠場を嘆く一方、「アリーナ、リカ、エフゲニア:恐るべき少女たちによる世界選手権」と三つ巴の頂上決戦を予想している。
イタリア紙も紀平とロシア勢の激突に脚光
フィギュアスケートの世界選手権は20日、女子ショートプログラム(SP)が行われる。注目の戦いに欧州メディアも脚光。イタリア地元紙「コリエレ・デラ・セーラ」では国民的英雄カロリーナ・コストナーの欠場を嘆く一方、「アリーナ、リカ、エフゲニア:恐るべき少女たちによる世界選手権」と三つ巴の頂上決戦を予想している。
今大会、イタリアフィギュア界にはショッキングな事件が起きた。レジェンドとも呼べるコストナーの連続出場記録が途絶えることになり、同紙は「こんな重要なイベントを15年間で初めて欠場することになった」とショックを隠し切れない様子だ。
2014年ソチ五輪銅メダリストの不在を嘆く一方で、日本×ロシアの頂上決戦に熱い視線を送り、平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ、世界選手権2度優勝のエフゲニア・メドベージェワ、そして今季の国際大会6戦6勝の紀平梨花を優勝候補に挙げている。
優勝争いについては「ロシアダービーに加え、リカのクレイジーなほどの未知数さ」と分析。グランプリファイナル優勝時に紀平が叩き出した233.12というスコアは「ライバルたちへの警告」と表現している。
紀平が全勝のまま世界一に上り詰めるのか、ザギトワが五輪女王の意地を見せるのか、メドベージェワが復活を遂げるのか、それとも――。見どころの尽きない一戦に、情熱の国のメディアも熱い注目を寄せている。
(THE ANSWER編集部)