西岡良仁、窮地一転の“魅惑のロブ”を海外ファン続々喝采「本当に素晴らしい動き」
テニスのBNPパリバ・オープンは7日(日本時間8日)、男子シングルス1回戦で世界ランク74位の西岡良仁(ミキハウス)が同65位のデニス・クドラ(米国)を3-6、6-3、6-2の逆転で破り、2回戦進出を決めた。ATPツアーは西岡の驚異の粘りからの、フォアハンドでの見事なロブショットで一気に形成を逆転するシーンを動画で公開。ファンからは「素晴らしい動き」「ザ・ベスト」などと称賛が相次いでいる。
粘り強いプレーからのロブショットにATPツアーが脚光
テニスのBNPパリバ・オープンは7日(日本時間8日)、男子シングルス1回戦で世界ランク74位の西岡良仁(ミキハウス)が同65位のデニス・クドラ(米国)を3-6、6-3、6-2の逆転で破り、2回戦進出を決めた。ATPツアーは西岡の驚異の粘りからフォアハンドで放った見事なロブショットで一気に形成を逆転するシーンを動画で公開。ファンからは「素晴らしい動き」「ザ・ベスト」などと称賛が相次いでいる。
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錦織だけじゃない。西岡もいる――。昨年、日本人史上5人目のツアーVを飾ったサウスポーが現地ファンの喝采を浴びた。
第3セットだ。西岡のサービスからのラリー。相手のフォアに対してバックハンドで対抗する展開となったが、クドラの意表を突くドロップショットに対して懸命に前進し、リターン。これに対して逆サイドへの相手のボレーにも追いつくと、フォアで起死回生のロブショット。今度は相手が返すだけとなり、最後はバックハンドで鋭角にボレーを叩き込み、見事にポイントを挙げた。
力強くガッツポーズを繰り出すシーンを、ATPツアーは公式インスタグラムで「ヨシヒト・ニシオカの新しいレベルへのスピード」と題して動画で公開。すると海外ファンからは「彼は本当に素晴らしい動きをする」「左のフォアハンドでは負けない」「ザ・ベスト」「良いフットワーク」「素晴らしい」と続々と称賛のフレーズが書き込まれていた。
昨年9月に深セン・オープンでツアー初Vを飾った際の優勝スピーチでは「錦織ではなく、西岡です」と話し、笑いも誘っていた西岡。マスターズ1000の舞台で、再び存在感を見せつけたいところだ。
(THE ANSWER編集部)