“デコルテポーズ”がCMに登場

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手がきっかけでチーム内に流行したデコルテポーズが、米国のCMにまで登場した。地元カーディーラーの「カミーノ・レアル・シボレー」のもので、同僚3選手が出演。動画内で女性が“模倣”したポーズに対し、ブレイク・トライネン投手が「それやっていいのはオオタニだけ……」と困惑気味に演技するシーンも収められている。

　デコルテポーズは、日本の化粧品大手「コーセー」の高級ブランド「コスメデコルテ」のCMに出演している大谷が、化粧水の瓶を手にウインクする場面をまねたもの。同僚たちが大谷をいじったことからすっかりチーム内に流行。塁上で披露する選手が続出している。以前は出塁した選手は、フリーマンの動きを真似た「フレディ・ダンス」を披露していた。

　今回「カミーノ・レアル・シボレー」の公式TikTokが公開したCM映像内では、出演した女性が「次に車を売ったらこうするわ」と言い、まずは「フレディ・ダンス」を披露。喜びを表現したようだが、隣で見ていたトライネンが渋い顔を見せると、「じゃあこれはどう？」と続けて“デコルテポーズ”を披露した。

　さらには、大谷が9日（日本時間10日）のダイヤモンドバックス戦で12号3ランを放った際の、バンザイするパフォーマンスを“模倣”。トライネンから「それはオオタニのやつだ。やっていいのはオオタニだけだ」と呆れ気味にリアクションする演技を見せていた。

　トライネンのほかにはテオスカー・ヘルナンデスとアンソニー・バンダが出演。意外なところにまで大谷のデコルテポーズが広がっていた。