トゥクタミシェワ、母国ファンが“派遣嘆願書” 理由は「日本と本当の競争できる」
ロシアスケート連盟はフィギュアスケート世界選手権(20日開幕・埼玉)の女子代表を発表し、アリーナ・ザギトワ、ソフィア・サモドゥロワ、エフゲニア・メドベージェワの3選手に決定。今季の前半戦で結果を残しながらも、補欠となったエリザベータ・トゥクタミシェワは、ロシア国内でファンが世界選手権への派遣を求める運動が起きているという。現地メディアが伝えている。
派遣を求める声が噴出「勝利が必要ならトゥクタミシェワが不可欠だ」
ロシアスケート連盟はフィギュアスケート世界選手権(20日開幕・埼玉)の女子代表を発表し、アリーナ・ザギトワ、ソフィア・サモドゥロワ、エフゲニア・メドベージェワの3選手に決定。今季の前半戦で結果を残しながらも、補欠となったエリザベータ・トゥクタミシェワは、ロシア国内でファンが世界選手権への派遣を求める運動が起きているという。現地メディアが伝えている。
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「ファンたちはトゥクタミシェワを世界選手権に派遣することを求めている」と題して伝えているのはロシア情報誌「gazeta.ru」だった。
同国のスポーツ紙「ソビエツキー・スポルト」の報道を引用する形で、「インターネット上にロシアフィギュアスケート連盟に向けて嘆願書の形式をした手紙が出回っている」と伝え、トゥクタミシェワのファンが世界選手権出場を求めているという。
その理由として「トゥクタミシェワだけが日本のスケーターたちと本当の競争を繰り広げることができる」と訴え、「もし私たちにとってスケーターたちの勝利が重要なら、出場するメンバー3人の中にどうしてもトゥクタミシェワがいることが必要不可欠だ」と主張しているという。
一方で、トゥクタミシェワにまだ可能性があるとコメントしているのはロシアの有名スケーターで、現在はコーチを務めるカタリナ・ゲルボルト氏だ。29歳の同氏は2008-09年のロシア選手権でトゥクタミシェワ(2位)とともに出場して3位。同氏のコメントを伝えているのは、ロシアメディア「sportsdaily.ru」だ。