波紋呼ぶキリオスの“下からサーブ”をフェデラーは擁護 「恥じるべきではない」
戦略の一つと擁護、一方で実戦には不向きとも指摘
テニス初心者がサービスの確率を高めるために、アンダーサーブを選択することは多いが、レジェンド相手のキリオスの奇襲攻撃は礼に欠くもの、という各国メディアの声も多い。しかし、フェデラーは戦術の1つと擁護。その上で、失敗した時には恥をかくリスクも付け加えるもの忘れなかった。
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「問題は練習で、(下からサーブは)絶対にやらないということなんだ。超満員の大観衆の前で繰り出すのは少しトリッキーなんだ」
プロテニス選手が練習でアンダーサーブをすることはないために、いきなり本番で成功させることは決して簡単ではないと、フェデラーは主張している。
勝者キリオスに対する大ブーイングで閉幕となった試合だったが、フェデラーは「ハイライトを見た。最後は圧巻だった。テニスの全てがあったし、ドラマチックだった。ファンとしてスタジアムで見ていたら、間違いなくいい試合だったと思うよ」と3時間超えの名勝負を称えていた。
グランドスラム20回優勝の天才は人格者としても有名。メキシコでの奇襲攻撃で物議を醸している悪童をドバイから擁護する粋な計らいを見せている。
(THE ANSWER編集部)