キリオス、ナダル撃破の“超鋭角ドロップショット”が反響拡大 「なんて角度だ」
男子テニスのメキシコオープンは27日(日本時間28日)、2回戦で世界ランク72位ニック・キリオス(オーストラリア)が同2位で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に3-6、7-6、7-6でフルセットの激戦を制し、準々決勝進出を決めた。ジャイアントキリングを起こした“曲者”キリオス。ATP公式中継サイト「テニスTV」は第2セットで見せた超鋭角のドロップショットを「魔法の瞬間」と称賛していたが、ATPツアーも「どうやったんだ!?」と驚きながら動画を公開。反響が拡大している。
スーパーショットの反響が拡大、ファンからも続々称賛が
男子テニスのメキシコオープンは27日(日本時間28日)、2回戦で世界ランク72位ニック・キリオス(オーストラリア)が同2位で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に3-6、7-6、7-6でフルセットの激戦を制し、準々決勝進出を決めた。ジャイアントキリングを起こした“曲者”キリオス。ATP公式中継サイト「テニスTV」は第2セットで見せた超鋭角のドロップショットを「魔法の瞬間」と称賛していたが、ATPツアーも「どうやったんだ!?」と驚きながら動画を公開。反響が拡大している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
百戦錬磨のナダルを相手に、キリオスが魅せた。第2セットの第4ゲーム。ナダルのサービスからの激しいラリーに共に一歩も譲らない。キリオスが渾身のバックハンドを放つが、これに対してナダルも強烈なフォアをクロスに打ち込んできた。勝負あったかと思われたシーンだったが、ここからキリオスが驚異のショットを返す。
コートから大きく出たところで追いつき、バックハンドで狙い澄ましたドロップショット。危機的な状況から角度をつけたショットをコート際に落とし、見事にポイントをものにしたのだ。
素質は常に高く評価されてきたキリオス。ナダル撃破に繋がった見事なドロップショットをATPツアーが公式インスタグラムが「どうやったんだ!?」とつづり、動画つきで公開。ファンにも驚きが広がっている。
「キリオスには大きなポテンシャルがある。彼がそれを最大限発揮する時を待っている」
「最も好きな選手だ」
「なんて男だ」
「この試合はすごかった!」
「信じられない」
「夜中まで起きて観る価値がある試合」
「ニック(キリオス)にスタンディングオベーションを」
「なんてショットだ」
「彼は未来のナンバー1だ」
「なんて角度だ」
「素晴らしいタレントだ! いつか彼がグランドスラムのチャンピオンになることを願ってるよ」
キリオスは準々決勝で世界ランク42位のスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦中。ナダル撃破で一気に視界が広がった曲者はどこまで勝ち進むことができるか。
(THE ANSWER編集部)