巧みなネットプレーに称賛「彼はアーティストだ」

　テニスのドバイ選手権は27日、男子シングルス2回戦で世界ランク7位・ロジャー・フェデラー（スイス）が同32位のフェルナンド・ベルダスコ（スペイン）に6-3、3-6、6-3で勝利。準々決勝進出を決めた。ATP公式中継サイト「テニスTV」が脚光を浴びせているのは、驚異的な反応でリターンし続けるネットプレーだ。動画を公開すると、ファンからは「37歳というのが信じられない」「彼はアーティストだ」などと称賛の声が上がっている。

　37歳にしてこのプレー。フェデラーの“神反応”が話題を呼んでいる。第3セット、第3ゲームだ。自身のサービスからのラリー。すかさず前に出ると、ベルダスコのリターンをネット際での“超反応”で返し続ける。まさに打ってくる方向を完全に読み切っているかのように、強打をこともなげに返していく。

　そして、最後はベルダスコの返球がアウトに。見事にこのゲームを奪い切って、このままファイナルセットをものにした。

「テニスTV」公式インスタグラムは「最も速いこのネットゲームはとても素晴らしい」とつづり、動画を公開。年齢を感じさせないプレーにファンは称賛を送っている。