[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

松山、惜しくも2位! 「66」猛追も4打差、メジャー自己最高位も日本勢初Vならず

男子ゴルフの四大メジャー第2戦、全米オープンは最終日の18日(日本時間19日)、6アンダーの14位でスタートした松山英樹(レクサス)が8バーディー2ボギーの「66」で回り、通算276の12アンダーでメジャー自己最高となる2位タイ。首位と4打差で日本人初のメジャー制覇はならなかった。通算16アンダーのB.ケプカ(米国)が初優勝を飾った。

全米OP最終日6アンダー、ホールアウト時点は首位と1打差も…歴史的快挙ならず

 男子ゴルフの四大メジャー第2戦、全米オープンは最終日の18日(日本時間19日)、6アンダーの14位でスタートした松山英樹(レクサス)が8バーディー2ボギーの「66」で回り、通算276の12アンダーでメジャー自己最高となる2位タイ。首位と4打差で日本人初のメジャー制覇はならなかった。通算16アンダーのB.ケプカ(米国)が初優勝を飾った。

 確かに一度は夢を見た。歴史的な快挙にあと一歩、届かなかった。松山がメジャー初制覇を逃した。

 ショット、パットともに冴え渡った。1番パー5でバーディー発進すると、4、5番のパー4で連続バーディー。5番のパー3でボギーを叩いたが、前半9ホールでスコアを2つ伸ばした。

 圧巻だったのは後半だ。

 11、12番のパー4で連続バーディーを奪うと、14番パー5もバーディー。15番パー4でボギーとなったが、それでも勢いを失わない。16番パー3でバーディーを奪うと、最終18番パー5もバーディー締め。圧巻のラウンドにグリーン上でスタンディングオベーションを浴びた。

 ホールアウト時点で暫定2位で首位のケプカとは1打差。ケプカがさらに3つスコアを伸ばし、優勝はなかなかった。しかし、初日は「74」の82位タイと出遅れながら、2日目に「65」、3日目に「71」と追い上げ、全米オープンでは2013年の10位タイを上回った。メジャーでも2016年のPGA選手権の4位タイを超え、自己最高をマーク。堂々たる72ホールだった。

 日本ツアーで史上初ルーキーイヤー賞金王を獲得。以来、数々の記録を塗り替え、米ツアーに主戦場を移しても、世界のトッププレーヤーと渡り合ってきた。

 まだ25歳。日本ゴルフ界にとって歴史的な瞬間は、遠くない将来、訪れる。

【松山英樹の最終日成績(○=バーディー、―=パー、△=ボギー)】

1H(5)○
2H(4)―
3H(4)―
4H(4)○
5H(4)○
6H(3)△
7H(5)―
8H(4)―
9H(3)―
10H(4)―
11H(4)○
12H(4)○
13H(3)―
14H(5)○
15H(4)△
16H(3)○
17H(4)―
18H(5)○

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集