桐生祥秀、“第2の桐生”の快記録に刺激「こっちも負けてられない」
為末氏に続き、洛南高出身の桐生も反応「後輩の勢いに負けてられない」
400メートル障害の日本記録保持者で、00年シドニー五輪から3大会連続出場した為末大氏は、ツイッターで「これは速い」と投稿。続いて「桐生先輩は偉大だ」と大会記録を持つ宮本の先輩を称えるメッセージを加えた。
さらに、為末氏のツイートを引用する形で、洛南高の先輩も呼応。日本人初の9秒台を狙う桐生が「大会記録はまだ自分のまま」と記しながら、「後輩の勢いにこっちも負けてられませんね!!」とつづり、刺激を受けているようだった。
宮本は世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権(23日開幕、ヤンマースタジアム長居)でも活躍が期待される。桐生のほか、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)や山縣亮太(セイコー)、さらには追い風参考記録ながら国内レース初の日本人9秒台となる9秒94秒を記録した多田修平(関西学院大)も参戦する。
繰り広げるロンドンへの切符を賭けた戦いで、宮本は先輩・桐生の背中を追いかけ、存在感を発揮できるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer