山本草太、故障を乗り越えて… 完全復活Vに米記者称賛「彼史上最高のフリーを披露」
フィギュアスケートのチャレンジ・カップ(オランダ・ハーグ)は23日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の山本草太(中京大)が171.63点をマーク。合計253.87点で優勝した。日本の次代を担う19歳の逸材に対し、米国の名物記者は「自身史上最高のフリー演技を披露」と称賛している。
チャレンジ・カップ男子を制した19歳に賛辞「彼は正式に戻ってきたと言える」
フィギュアスケートのチャレンジ・カップ(オランダ・ハーグ)は23日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の山本草太(中京大)が171.63点をマーク。合計253.87点で優勝した。日本の次代を担う19歳の逸材に対し、米国の名物記者は「自身史上最高のフリー演技を披露」と称賛している。
山本は冒頭の4回転トウループを決めると、以降もミスのない演技を披露。SPに続くトップの得点を記録し、2位に35点差をつけて優勝。鍵山優真(神奈川FSC)とのワンツーフィニッシュを飾った。
米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏は「あなたは見逃した? ソウタ・ヤマモトは彼史上最高のフリー演技を披露し、チャレンジカップを制覇した。彼は正式に戻ってきたと言えるだろう」とレポート。19歳にとって過去最高のフリーを演じ、度重なる右足首の故障から完全復活したと称えている。
ユースオリンピック優勝などジュニア時代から期待されてきた山本。羽生結弦、宇野昌磨に続く存在の出現が待たれる日本男子において、国際大会のタイトルを自信に変え、さらなる飛躍を期待したい。
(THE ANSWER編集部)