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日本で出会った6歳少年が…車いす生活から5年、札幌で再会ジェイソン・ブラウンを感激させた秘話「僕のヒーローだ」

フィギュアスケートのジェイソン・ブラウン(米国)が今月、大阪、札幌で難病の子供と家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪問した。7日におおさか健都ハウス、8日にさっぽろハウスで子供たちと交流。札幌では5年半ぶりに再会した葵くんとスケートを楽しみ「葵くんは刺激を受けてくれたといっていたが、刺激を受けたのは私のほうだ」と感激した様子だった。

5年半ぶりに再会したブラウン(右)と葵くん【写真:DMHC提供】
5年半ぶりに再会したブラウン(右)と葵くん【写真:DMHC提供】

ジェイソン・ブラウンが日本の「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪問

 フィギュアスケートのジェイソン・ブラウン(米国)が今月、大阪、札幌で難病の子供と家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪問した。7日におおさか健都ハウス、8日にさっぽろハウスで子供たちと交流。札幌では5年半ぶりに再会した葵くんとスケートを楽しみ「葵くんは刺激を受けてくれたといっていたが、刺激を受けたのは私のほうだ」と感激した様子だった。

 世界最高峰のアイスショー「スターズ・オン・アイス」に出演するために来日。2014年からドナルド・マクドナルド・ハウスの支援をはじめ、世界各国のハウスに足を運んでいる。今回はアイスショー開催地の大阪と札幌のハウスを訪問。ボランティア活動のほか、病気の子供たちやその家族と交流した。

 2019年11月以来、5年半ぶりの訪問となったさっぽろハウスでは、嬉しいサプライズを受けた。

 前回の訪問で対面した葵くんがビデオメッセージで登場。当時は6歳で車いす生活だったが、ブラウンとの交流後も懸命にリハビリを重ね、自らの足で歩けるように。スケートにも挑戦するまでになった。

 動画が終わり、ブラウンが後ろから聞こえる声に振り返ると、そこには歩けるようになった11歳の葵くんが立っていた。5年半前、ブラウンにもらったぬいぐるみを手にしていた。

 感激したブラウンはすぐに駆け寄り、ぎゅっとハグ。再会を喜び合った。「葵くんは僕のヒーローだった」。事前に英語でメッセージを考えていた葵くんは、元気に小学校へ通っていることを伝えたほか、ブラウンにスケートを始めたきっかけを質問。ソチ五輪の銅メダルを首にかけてもらうなど、和やかに交流した。

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