「その夜、ヘルシンキは羽生のものだった」― いまだ冷めない「伝説の夜」の衝撃
4回転4本成功で223.20点、ウォン記者称賛「彼が本領を発揮すればいまだ無敵」
4回転を4本成功。223.20点を叩き出し、自身が持つフリー歴代最高得点を塗り替えた。
「すでに史上最高のスケーターだと証明したユヅル・ハニュウが、その地位をさらに強固にする方法を見い出すことを理解しておくべきだった」と述べた上で、こう記した。
「その夜、ヘルシンキはハニュウのものだった。彼が本領を発揮すればいまだ無敵だと、我々全員に知らしめたのだ」
4月1日、羽生が3年ぶりに返り咲いた「伝説の夜」を情緒たっぷりに表現。同記者は自身のツイッターで「新たなる完璧なフリースケートで、ユヅル・ハニュウは全ての者に衝撃を与える」と投稿し、今回の記事を紹介している。
17-18年シーズンでは連覇がかかる平昌五輪が控える。SPでは、15年GPファイナルで世界最高得点を記録した思い出のショパン「バラード第1番」を選曲した羽生。果たして、今度はどんな演技で世界のファンを魅了してくれるのか。
シーズン開幕が今から待ち遠しい。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer