[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

女子ゴルフV争い演じた19歳2人がそろって涙 ともに外した勝負のパット「この悔しさを笑顔に…」

入谷も最終18番で1mパットを外す「正直どうして外れたのか…」

 今季出場3試合は全て主催者推薦枠(年間8試合)を利用しての出場だが、次戦のKKT杯バンテリンレディスは「前試合の3位以内」の資格で出場できる。そのプラス要素も踏まえ、中村は「この悔しさを笑顔に変えれたらいいなと思います。(ルーキー賞の100万円は)おいしいご飯を食べます」と必死に前を向いた。

 入谷は最終18番で1メートルのパーパットを沈められず、PO進出を逃した。首位からスタート。随所で圧倒的な飛距離を見せたが、パットを打ち切れずにスコアを伸ばせなかった。

「(最後のパットは)ラインはほぼストレートで読んでいたんですけど、正直どうして外れたのかよくわかっていないです」

 PO進出を逃したショックをギャラリーには見せず、取材にも「最終日最終組が経験になっているし、申ジエさんや木村彩子さんと一緒にプレーできて、小技とかを見て、すごい経験になったと思います。(課題は)100ヤード以下の距離が寄らないことと、グリーン周りのアプローチ、パットの精度です」と気丈に答えた。

 だが、中村の前では感情を抑えられなかった。始まったばかりのプロでのライバル物語。05年度生まれには、一足先にプロテストに合格した馬場咲希、菅楓華、今大会13位の荒木優奈もいる。馬場は米ツアーが主戦場だが、それぞれが切磋琢磨し、誰よりも早「1勝」を目指している。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


CW-X

CW-X

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X CW-X
lawsonticket
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集