山本由伸が近づく日本人初の大偉業「現実味ある」 LA紙が「不安感が…」と指摘した2年目の変化
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は、今季4試合で2勝1敗、防御率1.23と結果を残している。ドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、早くも日本人初となるサイ・ヤング賞に選ばれる可能性があると分析。その理由を紹介している。

LA紙がサイ・ヤング賞を期待…ロバーツ監督は野茂英雄と比較
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は、今季4試合で2勝1敗、防御率1.23と結果を残している。ドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、早くも日本人初となるサイ・ヤング賞に選ばれる可能性があると分析。その理由を紹介している。
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山本は11日(日本時間12日)の本拠地カブス戦に先発し、6回2安打無失点、9奪三振の快投を披露した。今季は4試合に先発し、3点以上取られた試合はないという安定ぶりだ。
米記者にも大きなインパクトを残したようで「ロサンゼルス・タイムズ」は、ディラン・ヘルナンデス記者による「ヨシノブ・ヤマモトは日本人投手として初めてサイ・ヤング賞を獲得する可能性がある」という記事を掲載した。
記事は「ヤマモトがこれを成し遂げる可能性は、今季、マウンドに立つたびに現実味を帯びてきた」と偉業に近づいていると紹介。理由として「メジャー1年目に見せていた不安感は積極性へ変わり、かつては過度に敬意を払っていた打者を恐怖に陥れるようになった」と、大リーグ2年目の変化を伝えた。
変化を感じているのは首脳陣も同じ。デーブ・ロバーツ監督はかつてチームメートだった野茂英雄投手を引き合いに出している。
記事では、指揮官は「スプリットでストライクになる球を投げ、空振りか三振になるボールを投げる。コントロールの良い速球を投げるところは本当にヒデオのようだ。トルネード投球はしないが、似たようなものがある」と称賛。カブス戦の好投は「ヤマモトがマウンド上で落ち着いていたことも特筆すべき点だった。まるで相手を翻弄しているかのようだった」と精神面の成長も大きいとした。
(THE ANSWER編集部)
