りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦

　バスケットボールBリーグのルーキーが見せた活躍に驚きが広がっている。千葉ジェッツの18歳・瀬川琉久は5日、敵地アルバルク東京戦に途中出場。15分57秒のプレータイムで14得点、2アシスト、3リバウンドを記録した。スピンムーブからのアンドワンなど巧みな技の数々に先輩・富樫勇樹も大興奮。ファンからは「リアル仙道」「うますぎだろ」と驚嘆の声が上がっている。

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　18歳の逸材が輝いたのは第4クォーター（Q）だった。残り8分29秒、瀬川は鋭いドライブで切り込むと、ブロックに跳んだ相手をあざ笑うようにフワッとボールを浮かせた。技ありの2ポイントシュートで8得点目を挙げると、その30秒後にはディフェンスリバウンドから自ら持ち込み、華麗なスピンムーブからフィニッシュ。アンドワンを獲得し、ベンチにいた日本代表の富樫も雄叫びをあげた。

　さらに残り5分43秒にはポンプフェイクで守備のタイミングを外してから冷静にジャンプシュート。16分弱の出場時間ながら14得点をマークした。Bリーグ公式Xは「瀬川琉久が止まらない」と記し、第4Qのハイライト映像を公開。ファンからは「本当にビビったよね。1か月前は高校生だよ？」「ほんとに18歳ですか？」「まじでうますぎだろ」「やべぇなまじで」と驚きのコメントが続出した。

　なかには「リアル仙道彰なんじゃないか」と人気漫画「スラムダンク」の登場人物と重ね合わせる声も。瀬川は3月に東山高（京都）を卒業したばかりの18歳。1月4日に特別指定選手として千葉Jとプロ契約を結んだ。爆発を見せた新人PGの今後に期待が高まっていた。