佐々木朗希、同僚が見た前回との「最大の違い」 認めた進化の跡「本当にいい仕事してくれた」
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたフィリーズ戦に先発し5回途中まで3安打1失点の好投。勝敗はつかなかったものの、前回登板で露呈した制球難に改善がみられた。チームメートのキケ・ヘルナンデスも「最大の違い」と佐々木の進化を称えている。

1回2/3で2失点の前回登板から何が変わった?
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたフィリーズ戦に先発し5回途中まで3安打1失点の好投。勝敗はつかなかったものの、前回登板で露呈した制球難に改善がみられた。チームメートのキケ・ヘルナンデスも「最大の違い」と佐々木の進化を称えている。
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ベテランの目に、はっきりと進化が見えた。2回に逆転2ランを放ち佐々木を援護したヘルナンデスは試合後、ドジャースの地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」のヒーローインタビューに登場。佐々木の投球について問われると口調も滑らかになった。
「ああ、これはロウキにとってとても大きなものだ。(捕手の)バーンズも素晴らしい仕事をしてくれた。彼は速球でファーストストライクを取れていた。それが最大の違いだ」
前回先発した3月29日(同30日)のタイガース戦では、1回2/3を投げ2失点で降板。4四球と制球に苦しんだ。61球のうちストライクは32球にとどまった。それがこの日は、68球のうちストライクが41球と確率が上がっている。
ヘルナンデスは「速球でファーストストライクが取れれば、ボールになるスプリットで空振りが奪える。彼はスライダーもうまく組み合わせていた。非常に大きな登板だった。素晴らしい打線を相手に、本当にいい仕事をしてくれた」と、ストライク先行の投球が佐々木の投球の威力を向上させると指摘し、称えている。
(THE ANSWER編集部)
