佐々木朗希、LAメディアの評価一変「批判者を黙らせた」 改善の5回途中1失点「11球中8球がストライク」
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は5日(日本時間6日)、敵地フィリーズ戦に先発。5回途中1失点、4奪三振、2四球、68球で降板した。勝ち負けはつかなかった。2回途中降板となった前回登板から、初めて5回までマウンドに立った。少しずつ改善が見られ米メディアも評価している。

フィリーズ戦
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は5日(日本時間6日)、敵地フィリーズ戦に先発。5回途中1失点、4奪三振、2四球、68球で降板した。勝ち負けはつかなかった。2回途中降板となった前回登板から、初めて5回までマウンドに立った。少しずつ改善が見られ米メディアも評価している。
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敵地シチズンズ・バンク・パークのマウンドに上がった佐々木。初回は連打でピンチを背負い、内野ゴロの間に先制を許すも、2、3回は三者凡退。90マイル後半の直球でストライクを先行させ、スプリットで空振りを取る場面も増えた。勝ち投手の権利がかかった5回に四球と安打で得点圏に走者を背負ったところで降板した。
カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者はXに「彼の初球は11球中8球がストライク。カウントが先行しているおかげで、スプリットを駆使することができている」とストライク先行の投球を評価した。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」は速報記事で、過去2登板の投球に不安を持ちながらも「ササキは土曜日、絶好調のフィラデルフィア・フィリーズ打線を相手に批判者を黙らせた」とここまで6勝1敗のフィリーズ打線を抑えたことで評価を一変。「批判者がすぐに現れたが、この怪物新人は土曜日、なぜ今オフシーズン非常に人気があったかを証明した」と記した。
球団公式ブログ「ドジャース・インサイダー」公式Xは佐々木の変化に注目。「最初の2試合の先発:ストライク率48.7% 土曜日:ストライク率60.3%」と制球面の課題が改善されたことを紹介した。
前回は、2回途中61球を投げ、4四球2失点と制球に苦しみ、早期降板。今回は課題だった制球は比較的安定し、四球は2つだった。
(THE ANSWER編集部)
