角田裕毅の知識は「レッドブルに有益」 日本GPで「順位以上」の注目点を元F1ドライバー中野信治氏が指摘

車のポテンシャルを見るのに「鈴鹿は分かりやすいサーキット」
中野氏は今季序盤のF1の勢力図について、「マクラーレンが中心で、メルセデスも良いと思いますし、フェラーリもサーキットによって速さがあるので、この2チームがどこまで迫れるか」と語る。そして苦戦中のレッドブルについては、「開発能力があるので、どの段階で車のポテンシャルを上げていけるか。ヨーロッパラウンドで上がってこられれば良いですが、大きなアップデートを入れられるのはその時期だと思うので、そのタイミングで何を持ってこられるかでしょうね」との見通しを話していた。
春開催になって2シーズン目の日本GPだが、中野氏は「鈴鹿は車のポテンシャルを見るのに、すごく分かりやすいサーキット。チームとしては早い段階で車の問題点が分かるので、ありがたいかなと思いますね。季節も良いですし、チーム関係者やドライバー、みんな4月のほうが圧倒的に良いと言っています」と話す。そして「チャンピオン争いの決着がここで着くようなことがなくなったのは残念ですが、好きな季節ですし私の誕生日も近いのでウェルカムです」と笑顔を見せていた。
日本GPは6日の決勝まで、白熱のレース展開が予想される。開幕2連勝中のマクラーレン勢が中心と見られる優勝争いに加え、角田のレッドブルデビューがどのようなものになるのか、大きな注目が集まっている。
(轡田 哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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