「井岡一翔君の記録をすぐに更新する」 早くも最年長世界奪取を宣言、37歳尾川堅一「狙ってる」
家族の存在が後押し「子どもたちのためにも、もう一回世界王者に」
37歳になっても進化をやめない。「跳ねるボクシングがいいところだけど、やりすぎていた」とフットワークのスタイルを調整。重心を落とすために体の位置も下げた。「それによってガードが上がるのが発見。良い時の自分を思い出している」。自ら試行錯誤し、トレーナーやスパーリングで拳を交えた後輩たちに助言を求めた。
年齢は「気になりますよ」と目尻のしわを細めて言う。「練習ではできていても、試合で打たれ弱くなったと感じる瞬間が来るかもしれない。でも、25歳からスーパーフェザー級の体は変わらない。あとは試合でどれだけできるか」。プロデビューから15年。長男は試合当日にサッカーの合宿から帰ってくる。家族の存在も負けられない理由だ。
「中学生になってね。あっという間ですよ。気分は若くいますが、子どもたちのためにももう一回世界王者になるには確実に勝たないといけない。納得のいくボクシングをすれば、相手は勝手に倒れる。KOは必然的についてくると思う」
尾川の強打をもう一度。世界獲りへ、まずは5連勝中の相手をぶっ飛ばす。
(THE ANSWER編集部)
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