「まさか優勝できるとは…」 フクヒロら離脱の再春館が優勝、「フジカキ」は有終の美
優勝決定後にフジカキを胴上げ
優勝決定後は、今大会で現役を退く2012年ロンドン五輪の銀メダリスト、藤井瑞希、垣岩令佳らを胴上げ。2人の引退に花を添える優勝となった。第2ダブルスで優勝を決めた志田は、エースダブルスとなったばかりの頃、不安から逃げようとしていた心構えを、藤井に指摘されたことがあると話した。また、松山は「試合中にベンチを見ると、みんながすごく声をかけてくれていた。藤井先輩と垣岩先輩を見て、この2人のために頑張ろうと思ったので、こういう結果にできて良かった」と喜んだ。
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現役最後の大会を優勝で終えた藤井は「選手個々の能力ではなく、チーム力ではどこにも負けていないと思っていた。後輩たちのおかげで、最後は最高の1日。満足のいく現役生活だった。後輩たちに感謝したい」と話し、垣岩も「23年間、たくさんの人に支えてもらった。後輩たちがすごく頑張ってくれて、優勝という形で終わることができて、本当に幸せなバドミントン人生だった」と後輩に感謝を示した。