トナミ運輸がV3 世界NO.1桃田賢斗は「本当に強い選手」も…重圧はねのけ
バスケBリーグのチアダンスチームの応援も力に
しかし、逆の視点で見れば、男子シングルスの世界王者で世界ランク1位の桃田を擁しても牙城を崩せないほどの総合力を示したということでもある。充実したラインナップを誇るトナミ運輸だが、今大会はスタンドの戦力も充実していた。同じ富山県に拠点を置く、バスケットボールBリーグの富山グラウジーズの応援チームとして知られる、チアダンスチーム「GOW」が応援に駆け付けていた。
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トナミ運輸が今季からグラウジーズのスポンサーを務めるようになったことがきっかけで、会社名の露出等に留まらないメリットを考えたところ、応援チームの派遣案が浮上。高岡市で迎えたリーグ開幕戦とプレーオフのトップ4で応援に加わった。チームカラーを基調としたダンスチームのユニフォームが新調され、伝統ある男子の応援団に華やかな女子ダンスチームが加わり、チームを後押し。嘉村は「(応援が)華やかになって、選手も力をもらっていると思います。いるのといないのとでは、全然違うと思いますし、良い力になったと思います」と応援に感謝を示した。
S/Jリーグは、2016年に日本リーグ1部の後継大会として新設された国内最高峰のリーグ戦(S/JリーグII、チャレンジリーグが下部リーグとして存在する)。世界を舞台に戦う日本代表選手の試合を全国各地で観戦できる大会として知られる。第2ダブルスを制してトナミ運輸の3連覇を決めた小林は「色々な人の支えがあって3連覇できたと実感した。次は4連覇を目指してチーム一丸となって頑張りたい」と早くも次の目標を掲げた。